えんとつ町のプペル

あけましておめでとうございます。

そして、西野亮廣さんの『えんとつ町のプペル』を、家族で観てきました!
ということを、今年のトップに書きたかった。

しかも年末に1回と、新年の舞台挨拶付きの2回。2プペ。

初めて西野さんの作品に触れたのが、2016年。
当時1歳半だった娘と夫と絵本を購入し、娘の名前入りでサインしてもらって。いよいよ映画が公開されると聞き、イマイチ関心を示さない娘に、カジサックファミリーが歌うプペルの主題歌を聴かせたとたん「やっぱりプペル、みたい!」というので、思わず心で「よっしゃあ!」と叫ぶ私。

娘を生んでから、はじめて家族そろっての映画。
2020年最後の満月の日に、巨大なスクリーンを通して、この年月をたやすく包み込むエネルギーを受け取り、数年分の浄化、という感じ。私が彼を密かに応援していた理由や、告知を観ただけで泣けてきた理由が、ちゃんとあった。

映画の上映後、拍手が起こったと聞いた。
西野さんは、これからはそういう文化が根付いていけばいい、と言っていた。

私ももちろん拍手をしたのだけど、娘が「はくしゅ、みんなしてないよ?」と言うので、「いいんだよ、みんながしてなくても自分がしたいと思ったらすればいいの!」と、映画の中のローラに、すっかりつられて。

帰り道、母はクラシックコンサートでも演奏後、一人スタンディングオベーションする人だったことを思い出した。
子どもの頃は、そんな母がまわりのお母さんたちと違うので恥ずかしかったけど、大人になってから受け入れることができたのだった。
そして、そういう母の元に生まれたのだから、私がこういう人なのだ、と再認識。めぐりめぐる物語。

西野さんしかり、時代のメッセンジャーたちに反応するのは勝手ながら「同志だと思っちゃうんだ」と夫に。

帰宅して娘に「面白かった?」と聞いたら「う〜ん、おもしろかったっていうか、うれしかった。」
うん、上手に気持ちを言葉にできてる。ありがとう。

おすすめの映画です。