リズム

春です。
友人のお宅で、採れたて山菜の天ぷらを堪能しました。
美味しくて、楽しくて、思わず「豊か〜!」って言っちゃった。

娘は、生まれて初めての春休み中。
いつもと変わらないつもりで終業式の日お迎えに行ったら、園庭はいつになく混んでいて、各教室の外に子どもたちが並んで撮影タイムが設けられたり、先生からご挨拶いただいたり、保護者代表の方がまとめてくれたみんなのメッセージカードを先生に渡したりして、一年をふりかえる時間がありました。

思わず涙ぐんでしまって。

終わりと始まり、共にそなえた節目のとき。
子どもの頃は、定期的にそのタイミングがおとずれる。

私は自分の気持ちに合わないことがとても嫌な子どもで、先生に「私は中学生になれません」と言いに行ってみたり、「大人にならされる」と思いながら本気で悩んでいました。。。

でも、段々とそんな半強制的なタイミングも、結果的に予想外のものをもたらしていたことに気づきはじめると、流れに身をゆだね、冒険者のようにワクワクドキドキしながら向かっていくのも悪くないな、と。
どっちにしろ、不自然なものは自然な方へひっぱられて行くのだろうから。

娘に対しても、これまでは変化のこわさに寄り添うほうが多かったけれど、自然とポジティブな言葉がけができていたりする。
大丈夫だよ、やってごらん。
できなくたって、大丈夫。
できるようになりたかったら、できるまでやればいいだけ。

近所をお散歩していたら、菜の花がたくさん咲いていて、摘んで小さなブーケをプレゼントしてくれました。
持ち帰っても枯れちゃうなぁ、と、そばの生垣の葉の上にのせたら
「すてきなおんなのこになるね。おんなのこっていうか、すてきなママに」
と言われました。

もっともっと、喜びをたくさん分かち合おうと思います。