今日、娘の乳歯が抜けました。

3日ほど前に、あれ、ちょっと下の前歯の並びがいつもと違うような…と思っていたら、その日に「ねぇねぇ、歯がなんかグラグラする」と本人。
触れてみると、確かにグラグラしてる!

「ほんとだ!これが抜けて、大人の歯に生え変わるんだよ!」
と驚いたら、娘は目をキラキラさせて
「すごい!すごいね!」
と言っていたと思ったら、あっという間に。

私の驚きに共鳴して、娘の目がキラキラする、
そういう瞬間を、これまで何度か目の当たりにしてきた。

私の目もキラキラしているのかは分からないけど、特別な驚きと感動を味わえるこの感覚は、とても幸せなことだと思った。

そして、私にとってかけがえない幸せを感じられる子育てと、セッションの両方がいずれも大切だと感じるのはなぜかと自問自答していたら、いずれも「成長を目の当たりにする喜び」なんだと言語化できた。

子どもの成長はわかりやすく、日々、いちじるしい。

大人だって、本当は毎日毎日が成長の機会なのだけれど、細胞の活性化がゆるやかになるためか、恒常性か、変化や成長がわかりにくくなる。
ひとつの成功体験をそこにとどめて、時間の経過や対象が変化しても一定の反応を繰り返してしまうことも、ある意味で停滞といえるし、実は成長しているのに固執しているパターンから抜け出せない場合は「悩み」に変化したりする。

悩みの主な原因になる「葛藤が生まれる(選択に迷う)」ということは、新たな可能性が見えた時に起こる、いわゆる変化や成長の機会なのだけれど、その怖さゆえそこに止まろうとする力と、変化しようとする力とがお互いに拮抗・葛藤することにエネルギーを使って、疲弊したり消耗したりする状態。

セッションは、そのアンビバレンスな両者(止まる力と進む力)が持つ本人の「価値」を紐といて統合する作業。
いわば成長促進効果みたいなものかな。

私も、娘とともに成長させてもらいながら、これからもその成長や変化をともに喜び続けて行きたい、と思った。