命は心をすみかとしている

超有名だけど、知らない。
というものがたくさんある。

北海道に住みながら、『北の国から』を観てなかったことも、
数年後に観てハマったら、改めていい景色の中に生きてたんだな、
と思ったりした。

そんな中のひとつ、ミヒャエル・エンデの『モモ』を読んだことがなく、
読んでみたいと思って調べていたら、ドンピシャ!な言葉が描かれていた。


時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、
はかってみたところであまり意味はありません。
というのは、だれでも知っているとおり、
その時間にどんなことがあったかによって、
わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、
ほんの一瞬と思えることもあるからです。
 なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからです。
そして人のいのちは心を住みかとしているからです。




様々な話を聴きながら、
そして私自身も自分をふり返りながら、
人は、自分の思うように進み、生きて行きたいんだな、
ということを思う。

子どもの中にはそもそも成長の種があって、
好奇心や、閃きや、関心のむかう方向に進んで行くように、
私たち大人もまた、そうして行くのが、きっと自然。

止まったままの時計を動かして、命の望むほうへ。