悲劇が歓喜に生まれ変わるとき

2022年も、気づけばカウントダウンが始まっています。

今年も日本中、世界中が大きく動いた一年でした。
個人的には、サッカーのW杯で「ドーハの悲劇」が「ドーハの歓喜」に塗り替えられた!ってことがとっても印象的でした。全く知識も情報ももたないど素人ですが、そこには多くの惜しみない努力や熱が込められていたわけだけれど、目についたのは立ち向かう選手のマインドで、その姿勢が時とともに進化していると思わされたこと。

記録というのは、限界へのたゆみないチャレンジによって、ある時ひとつの突破口が開き、その先に可能性の照準が移ると平均そのものが引き上げられるということの連続なんじゃないかと、少し興奮ぎみに思うのでした。
そこにあるのは「超えたい」という熱い思いと、その先を信じる強い心根、そしてあくなきチャレンジ。

私自身は、年末を迎えてひとつ思わぬ形で迎えた現実が、思えばかつて願った理想のひとつだったという喜びがありました。そしてそれが訪れる間際に、夢中で今を生きてきた私の、原形を思い出す親友との再会がありました。心が満ちている、という感覚のそばには、私の場合いつもそこに「誰か」の存在があります。
誰かとの時間の中に、私の至福はあるんだと思います。

今年は七五三を迎えた娘の節目もあり、ひとつ終えてまた、はじまります。

それぞれの2022年は、どんな一年だったでしょうか。