「告白」というと、恋愛のシーンによく使われるかな。
これまで恋愛で、告白をしたこと、されたこと両方あります。
思い出したのは、学生時代のこと。
定番ですが、気になる人がいて、学校で会うたびにドキドキして、友達に相談したり、好きな人いるのかなぁ、とかその人のことを知りたくて。
しばらくあぁでもない、こうでもない、と話していたけれど、結局本人のことは本人じゃなきゃわからないわけで、もうモヤモヤしてるのも嫌になって「気持ち伝えちゃおう!」と意を決して。
決断する力。
当たって砕ける覚悟。
言ってみなきゃわからない。
相手次第で変わる結果より、まず自分にできることは伝えること。
結果はその次のこと。
伝え方とか方法とかより、なるべく自分の気持ちに素直に。
今の気持ちに一番近い言葉を声に乗せたら、ドキドキがスッと落ち着いてきた。
結果、その時その先はなかったけど、私の気持ちは満足だった。
内に秘めていた時は、そこから想像や不安がふくらんでゆらめいていたけど、
外に出してみたら、想像とは全然ちがう自分がいて驚いた。
数年後にその相手から突然連絡がきて、遊ぼうと誘われたけど、私は別に好きな人がいて、結局実ることはなかった。
届く、伝わる、実る、は望んだタイミングじゃないことも多い。
そしてそのタイミングじゃない必要があったりすることも、後で知ること。
沸き上がってきた思いが、体から出ていくことや、その質量を体感することが、きっと感情の目的なのでしょう。
そしてその体感によって、人は人を知り、条件や理由などなく、人生の歩をすすめる力となっていきます。