お友達にいただいた、浅草の近くにある「ペリカン」というパン屋さんのパン。
作っているのは食パンとロールパンの2種類のみ、というのは食べて納得しました。
何ジャムにしようかな〜、チーズトースト、ソーセージ…なんて考えながら、翌朝ひとまずシンプルにトーストでひと口食べてみたら、や、もうこのままで!と思ってしまった。
他の味がいらないくらい味わい深い。
懐かしさみたいなものも、生地にねり込まれてるのかと思うほど。
母がパン好きな人で、朝食はパン以外食べてるのを見たことがない。
自宅ではもちろん、どこかに泊まっても、あれば100%パンを頼むくらいだったから、小さい頃の私の夢は自動的にパン屋さんで「焼き立てのパンを、毎朝届けてあげる」なんて言ってたくらい。
そんな母が近くにいたせいか、私はちゃんと味がわかるほどパンを知らないと思っていたし、パン大好き!と思うほど日常で口にするパンを意識して来なかった。
「パン=お母さんの(好きな)もの」
と、思っていた。
それが、このパンに出会って初めて「パンって、おいしい食べ物なんだ!」と実感。
なんとドキュメンタリー映画にもなっていました。
『74歳のペリカンはパンを売る』
死ぬまでこうして、知らなかったモノやコトに出会って感動していたいな。