緊急事態宣言が出た翌日は、いよいよ幼稚園の始業式!の予定だった。
でも正直、制服姿を想像しただけで、制服を受け取っただけで泣いていた母こと私は、実際にその姿を見られてもう大満足、だったりする。
ここまで、大きくなったね。
そして本当は、登園・登校するのと、オンラインで教育を受けるのと、両方あったらいいのにと思う。
震災の時、携帯が繋がらないという問題が大きく取り上げられたことで、ネットワークの強化とともに、リアルタイムに人が世界と繋がる現実を生み出すんだと思った。
テレワークで良かったじゃん、て人たちも、今回たくさん生まれるんだろうね。
さてそんな娘さん、もともと言葉の覚えがはやかった。
最近はますます言葉に気持ちがのっていて、「なるほど…!」と思うことも多々。
よく覚えてるな、ってこともよくあるから、どれほど同じ時間に同じ景色の中にいても、見てるものが違うんだと思わされる。
約5年、生きてきたなかで、彼女にとって印象深い景色ってどんなだろう。
と、何気なく「今までで、一番嬉しかった時はいつ?」と聞いてみた。
ほんの少し考えて「みんなが待っててくれた時」。
…みんな、っていうと、この家に越してきて出会ったお友だちとみんなでお出かけした時かな??
私「…え、いつのこと?」
娘「ママのお腹から出てきたときだよ」
おもちゃをいじりながら、あまりにもサラッと言うので、瞬時には理解できなかった。
胎内記憶を研究する先生のもとで生まれたわけだから、と期待してたけど、お腹にくる前のことやお腹の中のことも聞いてみたけど、どれも「わすれちゃった〜!」と言うから、あきらめてたよ。
一生忘れたくないやつ。