目
6月の義母の誕生日に一周忌を終え、夏至が過ぎ。つづく娘の誕生日の七夕に、次に備えて花がらを摘み終えていた母の日のカーネーションが突然、ふたつ咲いた。ご縁が連なるようにして、周りも終わりや始まりを迎えながら、こうした折節を […]
2023年は、根源回帰の一年になりました。 昨年がはじまる少し前、年末にふと「最後の罪悪感が手ばなれる」という直感があり、幾たびかループしていた「そのこと」に帰着するとともに、それに紐付いた様々な記憶、葛藤、そして感情の
節分がすぎた2月のある日、義母が入院したと義父から連絡が来ました。夫の驚く声はいつも本人以上に私たちに響くほどの衝撃があります。たとえそれが嬉しい驚きでも。私はキッチンにいながら、彼の仕事部屋からわずかに聞こえるその声波