2022
07.02

家族のバランス

コラム, 子育て

家に、犬がやってきました。

ずいぶん前から娘は犬が飼いたいと言っていて、夫も「将来家族ができたら犬を飼うつもり」でいたと言い。
「ママは猫アレルギーだもんね〜」と結果、必然的に。
ちなみに、妹や弟は「欲しくない」の一点張りで、基本的に意志はブレない。

私は私で将来のイメージの中では、海で犬を散歩させていたことを思い出していた。

娘が小学校に通いはじめて2ヶ月が経ち、早寝早起きや宿題などなど、幼稚園生のころとはだいぶ変化した環境や状況に娘も私も少しずつ慣れてきたら、「あとは何を叶えてなかったかな?」なんて考える隙も生まれ「犬、そろそろ飼えるかも」と思い至った。

5月のなかば頃、急に思い立って保護犬について調べはじめ。
友人が保護活動をしていたこともあり、保護犬を飼うことは自然な流れだったけれど、活動する団体それぞれの温度感みたいなものがあることも今回初めてわかった。

しばらくは犬種や年齢、地域などの条件で検索してたけど、実際に施設で犬たちに会ってみると、それより何より犬が私たちに懐いたり関心を持ったりしてくれることで自然と愛着がわき、一緒の家で暮らすということが想像できて、それがお互いにとって最適なんじゃないかと思った。

何匹かの犬とふれあう中で、娘が「この子もなでてみたい」と選んだのは、娘と同じ年のクリスマス生まれで、ケージのネームプレートには「カレン」と書かれていた。
私と夫は「カレン、だって!」と目を合わせ、最初の妊娠でつける予定だった名前をもったミニチュアダックスを、ドッグランスペースでなでた。おとなしくて、警戒する様子もなく、施設にきてまだ日が浅いということもあってか、周りのものに興味津々。

とんとん拍子で6月6日、わが家にカレンがやってきた。
娘と遊ぶ姿がまるで姉妹みたいで、私はいっそう感情移入してしまうわけだけれど、今まで3人だった空間の配置や時間配分も変化し、自然な役割分担も生まれる。
愛でるものがある暮らしは、豊かだ。